食事の取り方
■はじめに
私たちは毎日、何気なく食事をしています。
でも、その“何気ない食べ方”が、実は未来の体と心の状態を大きく左右します。
同じ食材でも、食べるタイミングや順番、意識の持ち方で、体への効果はガラリと変わるんです。
今日は、健康でキレイな体を維持するために、私が日々意識している「食事の取り方」についてお話します。
■1. 食事は“時間”よりも“リズム”
「朝は食べない派」「夜は遅くまで食べる派」…人によって生活スタイルはさまざまです。
でも、体が一番喜ぶのは、1日の中でなるべく同じ時間帯に食事を取ること。
理由は、体内時計にあります。
私たちの体は、朝に食事を取ると「活動モード」に入り、夜は休息に向けて準備します。
毎日バラバラの時間に食事をしていると、このリズムが狂って、
消化や代謝がうまく働かなくなり、太りやすく疲れやすい体になってしまうんです。
■2. 「食べる順番」で太りにくく
ダイエットや健康維持をしたい方におすすめなのが、食べる順番の工夫。
基本は、
- 野菜や海藻、きのこなど食物繊維
- 肉・魚・卵・大豆製品などたんぱく質
- ごはん・パン・麺など炭水化物
この順番で食べることで、血糖値の急上昇を防ぎ、脂肪がつきにくくなります。
また、満腹感が長く続くので、間食も減らせるんです。
■3. 「よく噛む」は最高の美容法
昔から「よく噛んで食べなさい」と言われますよね。
これは胃腸のためだけではなく、美容や脳の健康にも効果的。
よく噛むことで唾液が出て、消化を助け、口内環境も整います。
さらに、脳への血流が増えて集中力や記憶力もアップ。
美容面では、顔の筋肉が鍛えられてフェイスラインの引き締めにもつながります。
私は1口30回を目安に噛むようにしています。
最初は数えるのが面倒ですが、習慣になれば自然とできますよ。
■4. 「ながら食べ」は避ける
テレビやスマホを見ながらの食事は、つい食べ過ぎてしまう原因に。
「今、何を食べているのか」に意識を向けることで、満腹のサインに気づきやすくなります。
特にスマホは、脳を常に刺激してしまうので、食事の満足感を感じにくくなるそうです。
私は食事中だけはスマホを横に置き、ゆっくり味わう時間を大切にしています。
■5. 水分は「食事中より食間」
水分補給は大事ですが、食事中に大量の水を飲むと胃酸が薄まり、消化が弱まることがあります。
おすすめは、食事の30分前や食間にこまめに水を飲むこと。
特に朝起きてすぐのコップ1杯の水は、腸を目覚めさせ、便秘予防にも効果的です。
■6. “たまのご褒美”はむしろ必要
健康にいい食事を心がけるのは大事ですが、時には好きな物を思い切り食べる日も必要です。
我慢ばかりでは、ストレスがたまり、逆に食欲が爆発してしまいます。
私は週に1回は「好きな物を食べる日」を作っています。
ラーメンでもケーキでもOK。
その日を楽しみに、普段の食事を整えることが続けやすさのコツです。
■おわりに
食事の取り方を少し変えるだけで、体は素直に応えてくれます。
いきなり全部を変えなくても、できることから少しずつ。
「食べる」という行為は毎日のことだからこそ、習慣にしてしまえば一生の財産になります。
今日の食事から、あなたの未来が変わります。
さあ、次の一口を、ゆっくり味わってみましょう。


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