今の自分に満足してますか?
【現在に、満足していますか?】
「今の自分に満足してる?」
最近、この質問をされた。
何気ない一言なのに、妙に心に刺さった。
私は、満足してるのか?してないのか?
正直に言うと、“満足”なんて、したことないかもしれない。
◆欲張りな自分と、静かに戦っている
私は飲食業、エステ、そして保険と、いくつかの仕事を同時にやっている。
それに、母親という顔もある。
24時間365日、走り続けているような毎日。
ありがたいことにお客様にも恵まれ、信頼してくださる人たちもいる。
「すごいね」って言われることもある。
でも…心のどこかで、「まだまだ」って思ってる。
もっとお客様を笑顔にしたいし、もっと家族との時間もほしい。
もっと自分の時間も持ちたいし、もっとキレイでいたいとも思う。
要するに、私はずっと“もっと”を追いかけてる人間なのだと思う。
◆満足しないこと=悪じゃない
「今に感謝しよう」とか「現状に満足しなさい」とか、
いろんな言葉を聞く。
確かに、感謝はしている。
仕事があること、健康でいられること、家族がいること。
これは、当たり前じゃない。だから、感謝はしてる。
でも、“満足”となると、話は別だ。
私は、満足してしまったら、そこで止まってしまいそうで怖い。
まだまだやれる。もっと良くしたい。もっと伝えたい。
そう思っているうちは、まだ私の中に情熱があるということ。
◆「今が一番大変」って、何度言っただろう
人生って、何度も「今が一番キツい」って思う瞬間がある。
起業したときも、子育てが重なったときも、
コロナ禍で売上がガクッと落ちたときも、
「もう無理かも」って思った。
でも、結局全部、乗り越えてきた。
その時の私が見たら、今の私は“憧れの存在”かもしれない。
だけど、今の私は今で、また新しい悩みと向き合ってる。
「成功したらラクになる」なんて幻想だった。
きっと、どこまで行っても“今が山場”なんだと思う。

◆母として、経営者として、女として
母親である私は、
子どもたちに「仕事って楽しいよ」「夢を追っていいよ」って背中で見せたい。
でも、現実は泥だらけで、眠れない夜もある。
食事を作りながら頭の中では接客のことを考え、
子どもと話しながらLINEの予約に返信する。
完璧なんかじゃない。
でも、“全部を本気でやりたい”っていう欲だけは、消えない。
そして、経営者としては、
従業員やお客様の未来に責任がある。
「あなただから来た」と言ってくれるその言葉が、
嬉しい反面、重たくもある。
でもそれが、何よりも私の誇りでもある。
女性としても、美しくありたいし、
「いつまでも素敵だね」って言われたい。
年齢を理由に諦めるような人生は、私は歩きたくない。
◆だから、私は“満足しない自分”が好き
いつまでたっても、「これで十分」と言えない私。
でも、それでいいと思っている。
なぜなら、満足しないからこそ、私はいつも前を向ける。
悔しい日も、泣きたい日もある。
でも、そのたびに“次はどうするか”を考える。
それが私の生き方なんだと思う。
◆「満足」は、“一瞬のご褒美”でいい
もし満足というものがあるなら、それは一瞬でいい。
誰かに「ありがとう」って言われた瞬間とか、
お客様が笑って帰ってくれた時とか、
子どもに「お母さん、かっこいいね」って言われた日とか。
その小さな“満足”が、次のエネルギーになる。
だから私は、「満足し続けること」よりも、「走り続けること」を選ぶ。
◆最後に、これを読んでくれたあなたへ
もし今、あなたが
「このままでいいのかな」
「なんか物足りない」
「もっと何かしたい」
そんなふうに思っているなら、
それはとても健全で、素晴らしいことだと思います。
“満足できない自分”を責める必要はありません。
それは、まだあなたの中に夢や希望が生きている証拠です。
私もまだ、道の途中。
これからも、走りながら悩んで、泣きながら笑って、
人生を楽しんでいこうと思います。
「今に感謝。でも、もっと良くなれる。」
それが、今の私の正直な答えです。

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